悲願の「まつり」

【菊花賞】サブちゃんブラック悲願のV/競馬・レース/デイリースポーツ online
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菊花賞は5番人気のキタサンブラックが制しました。北村宏司騎手が4番枠を生かし、他馬が動いても内でじっと待ち、最後の直線も内ラチ沿いから伸び、
リアルスティールの猛追を首差しのぎました。
母の父がサクラバクシンオーで距離不安もささやかれていましたが、中盤以降
の厳しい流れを耐えての勝利なのですから、それも杞憂ということでしょうか。
もっともバクシンオー自身はスプリンターでも近親はアンバーシャダイなど
中長距離を得意としている馬もおり、神経質にならなくてもよかったかも
しれません。
馬主は大野商事北島三郎さんです。表彰式で「まつり」をアカペラで熱唱、50年
続けての悲願のGI制覇ですから、感慨もひとしおのはずです。今後はどこを使うか
分かりませんが、古馬との対決が楽しみになってきました。