名牝天に旅立つ
ノースフライト号が死亡 JRA
1994年の安田記念とマイルチャンピオンシップを制し、最優秀4歳以上牝馬に
選ばれたノースフライトが、心不全のため天国に旅立ちました。
体質が弱く、デビューは3歳になってからでしたが、府中牝馬Sを制した後、
エリザベス女王杯ではホクトベガの2着に入りました。そして翌年、スワンS
でサクラバクシンオーのレコード駆けの2着以外はすべて勝利する強さを見せ、
故郷に帰りました。
繁殖入りしてからはビートブラックの父となるミスキャストや後継繁殖牝馬を
輩出し、28歳の馬生を閉じました。活躍期間は短かったものの、石倉幹子厩務員
とともに人気を集めたノースフライト、その血が脈々と受け継がれることを願わず
にはいられません。合掌