毎年出場権争いに疲弊しているのは分かるけど
ヨーロッパスーパーリーグの創設がヨーロッパ各国を揺るがせています。イギリスの
ジョンソン首相やフランスのマクロン大統領が否定的な考えを示し、UEFAも出場選手の
代表入りを拒否するなど強硬姿勢を明確にしています。
ビッグクラブと言われるチームとすればより多額の賞金が出る大会に出たいですし、
プレミアリーグの所属クラブとすれば、出場権争いをしなくて済むという利点は
見逃せません。もう少し早く始動すればトッテナムのジョセ・モウリーニョ監督も
解任されなくて済んだかもしれません。
それでも今回はヨーロッパのサッカーの枠組みを変質させてしまう恐れがあり、序列の
固定化など欠点が多すぎます。まずはUEFAチャンピオンズリーグの新フォーマットを
実施したうえで各クラブの反応をうかがってもいいのではないでしょうか