あの日から丸一年

8年前シドニーで声援を送っていた後藤真希さんが昨年の10月28日ハロー!プロジェクトからの卒業を発表
しました。あの日は抜けるような青空でした。会場ではファンクラブツアーについて語り合っている人もい
ました。日が沈んだ広場ではバンドによるスクランブルの演奏が行われていました。しかしどこか不安を感
じていました。狼での移籍スレが立っていたのでもしかという意識はありました。
昼公演では弟が起こした事件に対する謝罪を行いました。そして夜公演での発表、「やっぱり」という反応
もあれば「ごっちん!」と叫ぶ女の子の姿もありました。
後藤真希さん自身からの卒業表明、そしてLIFEとスクランブルと歌いました。発表当初の「やはり」という
思いは消えませんでしたが「この先また見られるかもしれないし見られないかもしれない」という思いも入
り混じっていました。
今年弟の裁判が終わり、ごっちんはエイベックスから再出発しました。株主限定ライブやa-nationへの出演
はしましたがCDリリースは行っていません。やはり新曲がCDや音楽配信で世に出ることで後藤真希の世界が
再び構築されると考えています。
あの日叫んでいた女の子はどうしているのでしょうか。ごっちんのことを忘れていなければと気になること
があります。ジグソーパズルのピースを失くしているとは思えません。ピースを埋めることが出来ればまた
何かが動き出す、そう信じたいです。