頂点に立つのは難しい

ACL決勝トーナメント1回戦は川崎フロンターレ名古屋グランパス浦項スティーラーズ
FCソウルが勝ち抜けました。前回王者でも近況芳しくないガンバ大阪が敗退したのは理解で
きますが、Jリーグ王者として安定的な強さを誇る鹿島アントラーズPK戦の末姿を消したの
は納得いきません。
チームの熟成度を高め、連戦になっても耐えられるだけのレベルに達したはずなのにホーム
で2度追いつかれるというのも不思議な話です。マルキーニョスが好機に外したり、小笠原満男
が2枚イエローカードをもらって退場処分になるなど、原因を挙げるときりがありません。
インタビューに答えていたオズワルド・オリヴェイラ監督の表情も暗かったです。気持ちを切り
替えろといっても無理な話でしょう。来季を見据えて補強に動くのか、あまりいじらず更に完成
度を上げるのか、内弁慶返上に向けて流れを早めに決めるに越したことはありません。