2人が2階級制覇

http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/box/news/20101126-OHT1T00226.htm
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/box/news/20101126-OHT1T00249.htm
WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチは粟生隆寛がチャンピオンの
ビタリ・タイベルトに判定勝利、2階級制覇を果たしました。そしてWBC世界
フェザー級王座決定戦では長谷川穂積が1位のフアンカルロス・ブルゴスに判定
勝ちし、2階級上げの2階級制覇を果たしました。
パンチは当たっているのですがブルゴスはなかなか倒れません。スピードがあっ
ても2階級違うとそのクラスで戦ってきた選手にすれば耐えられるものなんでし
ょう。それでも焦らず相手の術中にはまらず試合を優位に進められたのはWBC
バンタム級で10度防衛した経験が生きたと言えそうです。
一敗地にまみれた王者がそのまま身を引くのは簡単なことです。それを今回の
挑戦で亡き母に捧げる勝利を収めたのはあらゆる点で相手を上回る強さを身に
つけたからではないでしょうか。ボクシングでなくても何度も壁が立ちはだかる
ことがあります。それをいかに乗り越えていくか、もっと勉強しないといけませ
んね。