代表2試合

キリンチャレンジカップザックジャパンが4−2でニュージーランド代表を下し
ました。結果だけを見ると日本代表が快勝に映りますが、内容を分析するとニュー
ジーランド代表のまずい守備もあり、猛攻だった前半の中盤までだったのに対し、
それ以降は動きが止まったところをウッドに2点取られてしまいました。
海外組が準備不足ということもあり、チームとしてのまとまりが欠けていたことも
響いています。これはなでしこジャパンにも言え、アルガルベカップでのアメリ
戦は1−1の引き分けに終わりました。
宮間の弾丸ライナーで追いついたのはさすがですが、山根のクリアミスや風向きを
差し引いても仕上がり途上の国内組と海外組との融合は熟成されていないように見
えました。アメリカ代表のようにもっと強化試合ができればいいのですが、海外組
を多く抱えているとそういうわけにもいかず、佐々木則夫監督も思案し続けている
かもしれません。