覚醒

http://www.hochi.co.jp/entertainment/20141102-OHT1T50109.html
天皇賞・秋は5番人気のスピルバーグが勝ちました。前走の毎日王冠
同様に若干出遅れました。それでも北村宏司騎手はあわてることなく
直線不利を受けずに差し切ることができました。重賞はここが初勝利
でしたが、昨年マイルCSを制したトーセンラーの全弟、素質を開花
させた藤澤和雄調教師の手腕もさすがです。
2着のジェンティルドンナ戸崎圭太騎手が最内枠をうまく生かし、
無駄のないレース運びを見せました。前人未到ジャパンカップ3連覇
も夢ではありません。3着のイスラボニータクリストフ・ルメール
騎手が内に入れることには成功したのですが、それまでに若干かかった
こと、直線目標とされたことが影響しました。2000mまでなら今後
も楽しみであります。
残念なのは14着のフェノーメノです。仕上がり具合は悪くなかった
だけにコンマ7秒差とはいえこの大敗は今後に向けて不安が残ることに
なりました。切れ味勝負で負けただけなのかそれともまだ中身が伴って
いないのか、次のジャパンカップで真価が問われます。