ゴールドシップ劇場

天皇賞(春)は2番人気のゴールドシップが3度目の挑戦で悲願を達成しました。
本馬場入場まではおとなしかったのですが、ゲート入りで暴れ、目隠しをされてよ
うやくゲートに入ることができました。レースは最後方から、とここまでは切れ味
勝負で惨敗パターンでした。しかし横山典弘騎手は向こう正面からムチを入れ、前
方に押し出していきました。スタミナ勝負に持ち込むことで持ち味を生かした横山
騎手の好プレーといえます。2着のフェイムゲームも近親にステイゴールドを持ち
スタミナ勝負歓迎のタイプなので、この展開はありがたかったでしょう。
一方キズナは7着、何もなければいいのですが、この負け方には首を傾げます。距
離が長かった、展開が向かなかったのも影響していますが、今後に不安を残すのは
確かです。そしてウインバリアシオンが左前浅屈腱不全断裂で競走能力喪失と診断
され、引退することになりそうです。種牡馬入りできればいいのですが、どうなる
のでしょうか。