「同意を得られた」「同意していない」

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新型コロナウイルスの感染者が立ち寄ったということで店名を公表された王王軒本店と

石井店が徳島県を相手取り、慰謝料など1100万円を求め、徳島地裁に提訴しました。

店側が店名を公表しないことを求めたのに対し、飯泉嘉門知事が公表したことで、

売り上げが大幅に減少した、と主張しています。県とすれば感染拡大防止のために

公表したのでしょうが、同意していないのに公表されては相応の補償を求めるのは

やむを得ないことでしょう。

新型コロナウイルスが第二類感染症とされているうちは、感染者の動きを追い、拡大を

抑止するために店名を公表する動きは続きます。しかし、それで利用を控える人もいる

のは確かですし、店名の公表や一定金額の補償についてどう考えるか、国や自治体が

明確な法律や条例を作るようにすれば、トラブルは減るのではないでしょうか。