春の戦いを制す者たち

ナゴヤドームで2002年以来の3連勝を飾った巨人、先発の高橋尚成が4点の援護をもらいながら同点に
追いつかれたのが不満ですが、一旦逆転されながらも坂本勇人らの活躍で再逆転できたのは苦手意識を
なくすにはまたとない結果となったはずです。次は九州での2位ヤクルトとの3連戦、今年のヤクルト
は一味違うので自滅しないよう心がけてほしいです。
そして皐月賞は2番人気のアンライバルドが制しました。厳しい展開で見せた着差以上の強さだけでな
く、兄フサイチコンコルドというクラシック血統が東京優駿制覇への後押しになるのは確かです。心配
なのは14着と大敗した1番人気のロジユニヴァースです。馬群に包まれて走る気をなくしたのか、そ
れとも関係者が気づかないところで心身が不調に陥ったのか、日本ダービーまでにはまだ時間があるの
で原因を突き止め、じっくり立て直してほしいものです。