新時代到来の裏で

ピースの又吉直樹さんが執筆した「火花」が芥川賞を受賞しました。お笑い芸人
の受賞は初めてだそうですが、それだけ審査員の心を揺さぶったということでは
ないでしょうか。高校時代にはインターハイ出場を果たしており、改めて又吉
さんの多才ぶりがクローズアップされそうです。
一方影が薄くなっているのは相方の綾部祐二さんです。バラエティで売れていた
頃は熟女芸人などで注目を集めていましたが、又吉さんが作家として脚光を浴びる
ようになり、存在感がなくなりつつあります。お笑いコンビはどちらかが売れる
パターンが多いのですが、今回のような例はめったにないだけにこの先どうなる
のか気になるところです。