遅咲きの大器

天皇賞(秋)は1番人気のラブリーデイが制しました。前半1000mが60秒6という超
スローペース、浜中俊騎手も折り合いをつけるのに苦労しました。しかし直線抜け
出すとステファノスらの追い上げを抑え、GI2勝目を飾りました。
昨年までは重賞には縁がありませんでした。それが今年に入ってから3000m以上の
長距離戦を除けば6戦全勝という成長振りです。キングカメハメハ産駒には古馬
なってもう一段階成長するのも珍しくありませんが、ラブリーデイはそのタイプと
いうことでしょうか。ジャパンカップ有馬記念天皇賞(秋)ほど好条件で走る
ことは難しいでしょうが、調子を保つことができればこのまま、ということもあり
そうです。