蹴りが許されない時代
帯広市農政部が記者会見を開き、競走馬の頭部を蹴った平田隆司厩務員を戒告処分と
し、活動を自粛することを発表しました。また、ばんえい競馬の鈴木恵介騎手が反省の
手紙を寄せました。競走馬としてデビューできなければ食用肉になりかねないだけに
頭部を蹴ることで競走馬を起こし、砂が口に入らないようにしているという見識も
見られます。そういうことであれば、ばんえい競馬のホームページなどで説明しても
いいのではないでしょうか。ただ今日重いそりを引かせ、障害を上り下りさせる競走が
どれだけの人に受け入れられるかも気になります。生産農家も減っている話も上がって
います。時代の変化にどのように対応するのか、適切な指導方法や伝え方を考える時期
に差し掛かっていると言えそうです。