昔JFKという磐石の継投リレーがありました

ジェフ・ウィリアムス藤川球児久保田智之という継投リレーは阪神常勝の一因となりました。
その後藤川が抑えに回りましたが、JFKにつなげれば勝てるという安心感が選手そしてファンには
ありました。もしそれが崩れてしまったらどうなるか分かっている方も多いはずです。
今日神宮球場でのヤクルト戦で5−0とリードしながら8回裏川本の決勝タイムリ二塁打により
5−7と逆転負けを喫してしまいました。かつての久保田やウィリアムスならピンチになっても
顔色一つ変えずに抑えていたでしょう。それが出来ずヤクルトを勢いづかせてしまったのは金属疲労
のためかつての力に陰りが生じたためかもしれません。
新井が走り、金本や今岡が打ち、平野がダイビングキャッチを披露し、安藤が試合を作り、藤川が
登板してもセットアッパーがその役割を果たさないことにはチーム内に不協和音が発生してもおかしく
ありません。7度目のマジックナンバー消滅という現実を前に明日からのヤクルト3連戦に勝利するだけ
の精神状態に戻すのは難しいのではないでしょうか。
巨人は明日から中日との2連戦、10月8日の東京ドームでの直接対決まで並走が続くかはセットアッパー
の出来が一つの鍵となるかもしれません。