冬の時代だから


厩舎経営に悩んでいた?小島貞博調教師 夫人に電話「先に行くから」― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
ミホノブルボン皐月賞日本ダービーチョウカイキャロルオークスを制し
小島貞博調教師が亡くなりました。厩舎経営に悩んでいたという報道もあり
続報が待たれますが、調教師としての重責がこの結果なら悲しすぎます。
近年70歳の定年を前に厩舎を解散する調教師が増えています。角居勝彦さんをはじめ若手・中堅はサンデーレーシングやキャロットクラブなどの有力法人馬主、
金子真人ホールディングスや島川隆哉さんといった(法人化されたのも含む)
有力個人馬主から馬を預かり、好成績を挙げています。しかしそれより上の年代は有力馬の確保に四苦八苦し、成績が上がらず他の馬主から敬遠され、更に苦境
に追い込まれるというケースが多くなっています。
小島厩舎も後者だとすれば相当追い込まれていたと思われます。勇退して厩務員
や調教助手などのスタッフを他の厩舎に移籍させる方法もありますが、そうでき
なかった事情があったのかもしれません。早過ぎる死が惜しまれます。