数字は正直

天皇賞（春）はクレイグ・ウィリアムズ騎手のジャガーメイルが最後の直線で昨年の
覇者マイネルキッツを差し切り重賞初勝利をGIで飾りました。今まで戦ってきた相手
が違いましたし、ウィリアムズ騎手が好位でじっとして切れ味を引き出したのが勝因
と言えそうです。
マイネルは外枠や蓄膿症が懸念されていましたが松岡正海騎手がスタート直後に番手に取り付き枠の不安を消
し、現有のキッツの力をほぼ引き出し、昨年の勝利がフロックではなかったことを証明しました。JRAが事前に発
表したプレレーティングではジャガーメイルが118で１位、マイネルキッツが117で２位と数字通りの結果になりま
した。この組み合わせで馬連2320円馬単4190円というのはついたほうでしょう。検討材料はたくさんありますが
いつも冷静に判断できる能力を身につけないと痛い目に遭います。